年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	437	95	82	82	249	438	670	1484	1530	393

総合内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし	75	23.01	20.60	28.00	83.53
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	36	18.67	13.52	13.89	76.92
100380xxxxxxxx	体液量減少症	29	12.14	10.60	13.79	83.07
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	22	4.27	4.73	0.00	70.05
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	11	17.55	12.88	9.09	77.82

総合内科では、ほとんどが緊急入院となり、誤嚥性肺炎、尿路感染症、体液量減少症(脱水症)が中心となっています。入院経路別では70％が救急車搬送後に入院、32％が地域の医療機関より紹介受診後入院となっており、緊急性の高い患者さんを多く受け入れしています。当院の平均在院日数が全国平均より長い日数となっている理由は、地域包括ケア病棟への転棟してからの日数を含めているためとなっています。地域包括ケア病棟では、急性期での治療後に在宅へ向けてのリハビリを行っています。

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130060xx99x4xx	骨髄異形成症候群手術なし手術・処置等２４あり	91	8.59	9.80	0.00	80.66
130010xx99x5xx	急性白血病手術なし手術・処置等２５あり	19	8.37	9.52	0.00	75.79
130030xx99x4xx	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２４あり	18	8.89	9.62	0.00	76.11
130060xx97x40x	骨髄異形成症候群手術あり手術・処置等２４あり定義副傷病なし	18	10.78	18.03	0.00	79.61
130030xx97x50x	非ホジキンリンパ腫手術あり手術・処置等２５あり定義副傷病なし	15	26.40	29.83	6.67	74.07

血液内科では、骨髄異形成症候群、急性白血病、非ホジキンリンパ腫が症例数の多い疾患です。入院経路別では90％が地域の医療機関より紹介入院であり、東播磨医療圏では数少ない入院による血液疾患専門診療を行っています。準クリーンルームを9床用意しており、高度な好中球減少を来す症例では、こちらの病床で治療を行うことができます。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx9901xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２１あり	18	14.83	13.81	5.56	72.44
110280xx991xxx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１あり	12	8.50	6.44	0.00	47.08
110280xx9900xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	ー	ー	11.49	ー	ー
110280xx02x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全動脈形成術、吻合術　その他の動脈等手術・処置等２１あり	ー	ー	34.07	ー	ー
110260xx99x0xx	ネフローゼ症候群手術な0し手術・処置等２なし	ー	ー	19.94	ー	ー

腎臓内科では、慢性腎臓病(CKD)やネフローゼ症候群などの腎疾患の早期発見・早期治療を心がけ、病気の進行を遅らせるよう努めています。また、必要時には腎代替療法(人工透析)を行っています。症例数が多いのは、腎代替療法(人工透析)の新規導入や、原因や病期を診断するための検査入院(各種検査や腎生検等)です。種々の段階の腎臓病患者に対する精査加療を行っています。

糖尿病内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
100040xxxxx00x	糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡手術・処置等２なし定義副傷病なし	ー	ー	13.15	ー	ー
10007xxxxxx1xx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）手術・処置等２１あり	ー	ー	13.99	ー	ー
100040xxxxx01x	糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡手術・処置等２なし定義副傷病あり	ー	ー	23.79	ー	ー
10006xxxxxx1xx	１型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）手術・処置等２１あり	ー	ー	13.31	ー	ー
10007xxxxxx0xx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）手術・処置等２なし	ー	ー	10.66	ー	ー

※掲載必要なし
糖尿内科では、糖尿病の早期発見、早期治療、合併症の予防や進展防止を目指しています。入院診療においては、主に糖尿病教育入院(2023年度24症例)を行っています。(上図統計では計上されていません)　また、他診療科で入院中の患者さんの血糖コントロールを行い、全身管理をサポートしています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx9900x0	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外	93	22.15	17.38	5.38	80.70
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１なし、１,２あり手術・処置等２なし	47	4.51	4.26	2.13	67.85
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等１なし、１,３あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	33	12.82	9.77	6.06	80.97
050050xx9910x0	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外	23	2.57	3.05	0.00	68.57
050030xx97000x	急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞その他の手術あり手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	19	16.32	11.54	5.26	73.63

循環器内科では、70％が緊急で即日入院治療が必要な疾患を取り扱っており、症例数が多い疾患は、心不全、狭心症(慢性虚血性心疾患)、急性心筋梗塞です。平日はもちろん、夜間休日を問わず、365日24時間体制で循環器内科医が院内に常駐し、循環器救急の需要に対応しています。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	99	2.22	2.61	0.00	71.17
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし定義副傷病なし	66	8.02	8.75	0.00	75.61
060020xx04xxxx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術	63	6.52	7.61	1.59	72.73
060035xx04xxxx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	31	6.71	6.45	0.00	72.06
060280xxxxxxxx	アルコール性肝障害	30	7.83	12.91	10.00	52.90

消化器内科では、消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)および肝胆膵(肝臓、胆嚢、胆管、膵臓)の消化器疾患を幅広く取り扱っています。症例数の多い疾患は、小腸大腸の良性疾患（大腸ポリープ等）、胆管（肝内外）結石、胆管炎、胃の悪性腫瘍です。入院経路別では68％が地域の医療機関より紹介入院(うち48％が紹介受診後即日入院)、20％が救急車搬送後に入院となっており、積極的に地域医療・救急医療に取り組んでいます。
小腸大腸の良性疾患は地域包括ケア病棟へ直接入院することが多いため、上記には計上されていませんが症例26症例あります。
各診療科と連携しながら、24時間365日のオンコール体制をとっており、様々な緊急処置にも対応しています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	106	2.71	4.55	0.00	71.74
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）腹腔鏡下胆嚢摘出術等	55	4.51	5.98	0.00	59.49
060335xx02000x	胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	48	6.69	6.87	8.33	69.77
060035xx010x0x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし定義副傷病なし	31	15.06	15.12	9.68	76.61
060150xx03xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	26	4.35	5.29	0.00	47.38

外科では、鼠経ヘルニア、胆石症などの良性疾患や急性虫垂炎や腸閉塞になどの腹部救急疾患に対する手術を行っています。がんの手術の中で最も多いのは大腸癌です。また、乳腺外科の医師による乳癌治療も行っています。入院される75％の患者さんが近隣の診療所・クリニックからご依頼をいただき、地域の医療機関と連携を密にしています。また、24時間365日外科救急が可能な体制をとっており、全てに対応する外科手術などの救急医療をおこなっています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	136	50.33	25.50	44.85	84.86
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし	55	33.98	19.34	29.09	80.11
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	33	47.15	21.96	0.00	77.39
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎その他の手術あり手術・処置等２なし	28	18.68	15.66	3.57	77.11
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	24	38.25	19.55	4.17	72.54

整形外科では、高齢者の転倒による大腿部骨折や圧迫骨折、膝関節症や股関節骨頭壊死、股関節症が症例数の多くなっています。入院後や手術後は、痛みや退院後の生活制限等の不安をできるだけ取り除けるよう理学療法士・作業療法士によるリハビリテーションを早期に開始しています。また、リハビリ目的で入院療養が必要な患者さんは、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟へ転棟の上、医師、担当看護師、医療相談員、理学療法士等の多職種スタッフが、患者さんのお住まいの地域のかかりつけ医やケアマネージャーさん等と連携して、退院に向けた支援を積極的におこなっています。当院の平均在院日数が全国平均より長い日数となっている理由は回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟への転棟してからの日数を含めているからです。
大腿骨頸部骨折の急性期病棟での平均在院日数は27.3日となります。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	25	17.68	9.88	24.00	72.64
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２２あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	23	27.17	15.57	26.09	74.43
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	16	9.56	7.19	6.25	57.63
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	15	26.00	8.38	13.33	79.53
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	12	17.25	15.70	16.67	72.75

脳神経外科では、頭蓋・頭蓋内損傷、脳梗塞、非外傷性頭蓋内血腫が多く、早期からリハビリテーションを開始し、急性期治療後は回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟へ転棟の上、医師、担当看護師、医療相談員、理学療法士等の多職種スタッフが、患者さんのお住まいの地域のかかりつけ医やケアマネージャーさん等と連携して、退院に向けた支援を積極的におこなっています。当院の平均在院日数が全国平均より長い日数となっている理由は回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟への転棟してからの日数を含めているからです。
経静脈的血栓溶解療法（rt-PA）や血栓回収療法に24時間365日対応しています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
11012xxx02xx0x	上部尿路疾患経尿道的尿路結石除去術定義副傷病なし	109	6.22	5.22	0.92	63.63
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等２なし	51	8.27	6.85	1.96	78.49
110070xx99x20x	膀胱腫瘍手術なし手術・処置等２２あり定義副傷病なし	18	4.89	9.06	0.00	79.72
11013xxx04xxxx	下部尿路疾患膀胱結石、異物摘出術　経尿道的手術等	16	5.88	5.09	6.25	79.69
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	15	12.67	13.52	6.67	75.13

泌尿器科では、入院される83％の患者さんが近隣の診療所・クリニックからご依頼をいただき、地域の医療機関と連携を密にして入院手術治療をおこなっています。泌尿器科疾患全般を取り扱っていますが、症例数が多い疾患は、尿管結石に対する経尿道的尿路結石除去術、次いで膀胱癌に対する膀胱悪性腫瘍手術・経尿道的手術、膀胱癌に対する化学療法、膀胱結石に対する膀胱結石摘出術の患者さんとなっています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
120090xx97xxxx	生殖器脱出症手術あり	243	8.06	7.89	0.00	73.54
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	14	6.00	6.00	0.00	57.93
11013xxx04xxxx	下部尿路疾患膀胱結石、異物摘出術　経尿道的手術等	12	5.50	5.09	0.00	63.50
120060xx02xxxx	子宮の良性腫瘍腹腔鏡下腟式子宮全摘術等	10	5.30	5.93	0.00	48.00
120220xx01xxxx	女性性器のポリープ子宮全摘術等	ー	ー	2.78	ー	ー

産婦人科では、骨盤臓器脱に対する手術、卵巣の良性腫瘍に対する腹腔鏡下手術、下部尿路疾患(尿失禁)に対する尿失禁手術が多く、明石市内のみならず兵庫県広域の医療機関からご依頼をいただき、手術治療をおこなっています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	ー	ー	2.54	ー	ー
020180xx97x2x0	糖尿病性増殖性網膜症手術あり手術・処置等２２あり片眼	ー	ー	9.21	ー	ー
020220xx97xxx0	緑内障その他の手術あり片眼	ー	ー	4.82	ー	ー
020150xx97xxxx	斜視（外傷性・癒着性を除く。）手術あり	ー	ー	3.08	ー	ー
020200xx99x1xx	黄斑、後極変性手術なし手術・処置等２あり	ー	ー	2.09	ー	ー

※掲載必要なし
眼科では、最も多い症例は白内障に対する水晶体再建術で、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も多数実施しています。次いで網膜硝子体疾患に対する硝子体茎顕微鏡下離断術が多く、その他として緑内障手術も実施しています。
※白内障手術症例は地域包括ケア病棟へ直接入院するため、上記に計上されておりません。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	64	5.83	6.02	56.05
030240xx97xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎その他の手術あり	26	6.77	8.37	30.69
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎手術なし	26	5.35	5.51	45.88
030440xx01xxxx	慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫鼓室形成手術	23	4.96	6.76	49.83
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	15	6.53	7.53	10.33

耳鼻科では、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下手術、中耳炎や中耳真珠腫に対する鼓室形成術・乳突削開術、慢性扁桃炎等の扁桃およびアデノイドの慢性疾患に対する口蓋扁桃手術が多く、また顔面神経障害や突発性難聴等の緊急で入院を要する疾患も多く受け入れしています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040090xxxxxxxx	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）	121	4.50	5.96	0.83	2.41
0400801199x00x	肺炎等（1歳以上15歳未満）手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	44	4.66	5.62	0.00	3.68
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし	31	3.13	5.64	0.00	4.87
030270xxxxxxxx	上気道炎	29	3.48	4.72	0.00	2.52
040070xxxxx0xx	インフルエンザ、ウイルス性肺炎手術・処置等２なし	24	4.00	5.86	0.00	3.96

小児科では、症例数が多い疾患は、急性気管支炎、肺炎、喘息、ウイルス性腸炎です。症例のうち90％が緊急入院となる急性期疾患をお受け入れしています。うち56％の患者さんが近隣の診療所・クリニックからご依頼であり、地域の基幹病院として、地域の医療機関と連携を密にして入院医療をおこなっています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080110xxxxx0xx	水疱症手術・処置等２なし	ー	ー	28.98	ー	ー
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	ー	ー	12.88	ー	ー
070071xx97xxxx	骨髄炎（上肢以外）手術あり	ー	ー	33.66	ー	ー
070560xx97xxxx	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患手術あり	ー	ー	34.37	ー	ー
070560xx99x00x	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	ー	ー	14.23	ー	ー

皮膚科では、蜂巣炎・蜂窩織炎・水疱性類天疱瘡・皮膚潰瘍など入院診療で取り扱う症例は少数ですが、褥瘡予防など全ての科の入院患者さんの皮膚疾患のサポートにあたり、質の高いチーム医療に携わっています。

救急診療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし	14	26.79	19.34	42.86	80.29
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	ー	ー	12.88	ー	ー
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	ー	ー	9.88	ー	ー
160980xx99x0xx	骨盤損傷手術なし手術・処置等２なし	ー	ー	19.27	ー	ー
071030xx99xx0x	その他の筋骨格系・結合組織の疾患手術なし定義副傷病なし	ー	ー	9.19	ー	ー

救急診療科では、主に外科系の救急疾患の診療を行います。救急隊からの応需要請に積極的に応じると同時に地域医療機関の先生方からの紹介にも対応しており、必要な場合には各専門診療科と連携して診療を行っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	58	5	2	15	9	8	1	8
大腸癌	14	25	27	27	19	20	1	8
乳癌	6	10	3	3	1	17	1	8
肺癌	0	0	1	1	2	0	1	8
肝癌	6	4	5	1	1	8	1

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	6	19.83	46.00
中等症	47	18.34	76.45
重症	11	16.73	80.73
超重症	11	21.09	87.18
不明	0	0.00	0.00

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	85	39.33	77.46	23.71
その他	12	20.17	78.75	4.12

腎臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6121ｲ	末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　単純なもの	13	22.38	58.85	7.69	76.15
K635-3	連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術	ー	ー	ー	ー	ー
K616-41	経皮的シャント拡張術・血栓除去術　初回	ー	ー	ー	ー	ー
K6147	血管移植術、バイパス移植術　その他の動脈	ー	ー	ー	ー	ー
K616-42	経皮的シャント拡張術・血栓除去術　１の実施後３月以内に実施する場合	ー	ー	ー	ー	ー

腎不全で血液透析が必要となる患者さんに透析を行うために動脈と静脈をつなぐシャントを作成する末梢動静脈瘻造設術を行っています。外科と連携し、手術自体は外科医師が行っています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの	40	2.53	2.25	0.00	67.18
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	23	2.22	3.26	4.35	76.48
K5972	ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合	21	3.76	11.05	9.52	80.10
K5461	経皮的冠動脈形成術　急性心筋梗塞に対するもの	14	0.07	20.00	7.14	73.86
K597-2	ペースメーカー交換術	14	0.50	7.71	0.00	83.14

狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患に対するPCI治療（経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈ステント留置術）を多く行っています。徐脈性不整脈に対する新規ペースメーカー植え込み、頻脈性不整脈に対しては原因となる異常な回路や興奮を発生させている部位を焼灼して消滅させるカテーテルアブレーションを行っています。また、間欠的跛行、下肢閉塞性動脈硬化症に対して血管拡張・血栓除去術を行っています。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満	96	0.89	2.98	1.04	71.88
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ･粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術	61	1.20	4.87	1.64	73.15
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	53	1.55	10.74	0.00	76.79
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	41	0.98	4.49	0.00	72.51
K6871	内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの	33	2.48	7.91	0.00	75.73

最も症例数が多い内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術は、粘膜下層に生理食塩水を局注してスネアにて通電切除します。胆・膵腫瘍性疾患による閉塞性黄疸や総胆管結石性胆管炎に対して胆汁や膵液の流れを良くする治療として内視鏡的胆道ステント留置術（内視鏡的胆道ドレナージ　EBD）を行っています。また、早期大腸癌や早期胃癌に対しては低侵襲な内視鏡治療である内視鏡的粘膜下層剥離術を多く行っています。
当院は緊急内視鏡検査を行う体制があるため、大腸憩室出血や出血性胃潰瘍等に対しても緊急に内視鏡的消化管止血術を行うことが可能です。
内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術は、地域包括ケア病棟へ直接入院することが多いため、上記には計上されていませんが●●症例あります。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	114	1.44	4.08	6.14	65.88
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	100	0.43	1.25	0.00	71.60
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	37	5.08	14.11	8.11	77.41
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの	26	0.27	3.08	0.00	47.38
K742-2	腹腔鏡下直腸脱手術	19	1.00	6.21	0.00	81.89

手術症例数の多い術式は全て腹腔鏡下手術で行っています。最も症例数の多い胆石症に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術は低侵襲性を重視した「単孔式手術」を行っています。鼠経ヘルニアに対しても腹腔鏡下手術を行い、低侵襲性を重視しつつ、術後疼痛の軽減を考えた手術器具を使用し、再発のない治療成績を収めています。結腸悪性腫瘍、直腸脱の手術に対しても腹腔鏡を使用し、術後早期退院が可能となっています。
また、リスクの高い併存疾患を有する場合の消化器癌の手術も他診療科と連携し行っています。
乳腺悪性腫瘍手術は術前術後の化学療法、内分泌療法、放射線療法などの治療法をガイドラインに沿って組み合わせ、個々の患者さんに合わせた治療を行っています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿	114	5.11	44.96	37.72	81.93
K0811	人工骨頭挿入術　肩、股	61	7.62	41.20	36.07	82.43
K0821	人工関節置換術　肩、股、膝	58	1.79	39.79	0.00	74.86
K1426	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　椎弓形成	37	10.65	36.78	10.81	76.08
K0732	関節内骨折観血的手術　胸鎖、手、足	33	3.06	20.06	3.03	63.52

転倒等による大腿骨近位部の骨折治療（骨折観血的手術、人工骨頭挿入術）が多く、多数は骨粗鬆症を伴う高齢者の骨折です。糖尿病や腎機能低下、心疾患などの合併症を有する患者さんに対しては他診療科と連携して周術期治療を行っています。膝や股関節の変形で歩行が辛くなり保存療法で改善しない場合は人工関節置換術を行っています。また、腰部脊柱管狭窄症、頚椎症性脊髄症に対し超高解像度の顕微鏡視での脊椎手術を行っています。
いずれの手術も早期よりリハビリを開始し、術後は地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟で質の高いリハビリを行うことが可能です。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	16	2.69	28.44	50.00	80.50
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭して行うもの）　脳内のもの	ー	ー	ー	ー	ー
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	ー	ー	ー	ー	ー
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの	ー	ー	ー	ー	ー
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。）	ー	ー	ー	ー	ー

軽微な頭部外傷後に起こる慢性硬膜下血腫に対して、穿頭してシリコンドレーンを血腫腔内に挿入し、洗浄した後にドレーンを血腫腔内に留置したまま閉創する慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を行っています。他にはくも膜下出血等の急性期脳血管障害に対して、開頭して行う頭蓋内血腫除去術、脳血管内手術、内頚動脈狭窄症に対して経皮的頸動脈ステント留置術も行っています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7811	経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの	107	2.24	3.99	2.80	64.35
K8036ﾛ	膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　その他のもの	53	2.19	4.96	1.89	78.11
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	35	0.17	9.43	5.71	68.71
K7981	膀胱結石、異物摘出術　経尿道的手術	17	1.18	3.88	5.88	79.65
K8412	経尿道的前立腺手術　その他のもの	13	1.69	9.54	0.00	81.62

腎・尿管結石の自然排出が困難である場合、尿道を経由して細い内視鏡を結石近くまで挿入し、専用のレーザーで結石を破砕し、除去する経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの）は最も多く行っている手術です。また、膀胱癌に対し、経尿道的に内視鏡を使用し腫瘍切除を行う膀胱悪性腫瘍手術、水腎症等の尿路狭窄に対して経尿道的尿管ステント留置術を行っています。体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（ESWL）はレントゲンで結石に焦点を決め体外から衝撃波を与えることによって体内で結石を破砕する方法で、筋肉や他の臓器を傷つけることなく、結石のみを細かく破砕することが可能です。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K802-21	膀胱脱手術　メッシュを使用するもの	187	1.01	6.12	74.25
K8654	子宮脱手術　腟壁形成手術及び子宮全摘術（腟式、腹式）	26	2.00	6.42	77.35
K8232	尿失禁手術　その他のもの	14	0.43	4.14	61.64
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの	14	1.00	4.21	53.57
K872-32	子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術　その他のもの	11	0.55	1.00	60.27

30年以上の診療経験と豊富な手術実績のある日本でも数少ない骨盤臓器治療の担当医が在籍し、骨盤臓器脱に対してメッシュを使用した手術を最も多く施行し、次いで非メッシュ手術、尿失禁手術も行っています。また腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術も行っており、その中でも子宮付属器腫瘍摘出術を多く行っています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス

眼科では、最も多い症例は白内障に対する水晶体再建術で、次いで硝子体手術を多く実施しています。硝子体手術に対応できるため、クリニックでは対応できないような難症例白内障手術や白内障手術後の眼内レンズの偏位や落下といった高度な合併症への再手術に対しても対応しています。その他として緑内障手術も実施しています。
※白内障手術症例は地域包括ケア病棟へ直接入院することが多いため、そのほとんどは上記に計上されておりません。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K340-6	内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型（汎副鼻腔手術）	42	1.00	3.83	55.38
K3772	口蓋扁桃手術　摘出	42	1.00	4.86	24.36
K3192	鼓室形成手術　耳小骨再建術	20	1.40	3.85	58.80
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	20	1.00	3.55	56.00
K3191	鼓室形成手術　耳小骨温存術	13	1.00	1.69	45.08

慢性副鼻腔炎に対して、鼻腔と各副鼻腔の隔壁を開放、病的粘膜のみを除去する内視鏡下副鼻腔手術を行っています。次いで慢性扁桃炎、扁桃肥大の治療のために行う口蓋扁桃手術（摘出）を行っています。慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎に対して病巣を除去し聴力の改善を目的とする鼓室形成手術は耳小骨を再建する場合と温存する場合と両方あります。また、鼻づまりの原因となったり副鼻腔炎の悪化因子となり得る鼻中隔湾曲症に対しては鼻中隔矯正術は慢性副鼻腔炎の手術と同時に行うこともあります。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	1	0.02
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	2	0.04
180010	敗血症	同一	15	0.27
180010	敗血症	異なる	23	0.42
180035	その他の真菌感染症	同一	0	0.00
180035	その他の真菌感染症	異なる	1	0.02
180040	手術・処置等の合併症	同一	35	0.64
180040	手術・処置等の合併症	異なる	1	0.02

令和５年度地方独立行政法人明石市立市民病院病院情報の公表

病院指標

医療の質指標

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