外科
当科は日本外科学会認定医制度修練施設、日本消化器外科学会専門医制度修練施設、日本乳癌学会関連施設となっています。
地域医療と高度医療―その調和と統合を目指して
当院の外科は、東播磨医療圏における急性期医療(がん診療や腹部救急医療など)の中核施設としての役割を維持・発展すべく、
経年的に有能な人材の確保とともに診療体制の強化を行ってきました。現在は、外科常勤医6名と非常勤医師2名で診療に従事しています。診療は各疾患のガイドラインを遵守した安心できる治療を基本とし、消化器外科では積極的な腹腔鏡下手術により、また乳腺外科ではセンチネルリンパ節生検を導入した積極的な乳房温存術により、患者さんにとって優しい治療を提供しています。
さらに平成29年4月からは形成外科外来新設により乳癌術後の乳房再建や手術創部のより良い治療(整容性の高い治療)が可能となっています。
当院は日本外科学会、日本消化器外科学会、日本乳癌学会の認定施設であり、1・2年次の初期研修医、3年次以降の後期研修医や、関連施設からの卒前教育実習も受け入れています。
スタッフはそれぞれの所属学会の指導医、専門医や認定医の資格を取得しており、科学的根拠に基づいた診療を行うことを基本とし、不確かなことについては質の高い臨床試験に積極的に参加して、新たなエビデンスの発信にも心がけています。
また関連診療科との定期的な合同症例検討会や専門・認定看護師ほか関連職種が参加する多職種連携のチーム医療は、 診療レベルの向上と患者さんの満足度や医療安全の面で評価をいただいております。
最近の高齢化社会においては様々な疾患(病気)、具体的には心筋梗塞や脳梗塞や腎不全などを有する消化器癌の患者様が増えています。
我々は多数の診療科を有する総合病院の強みを生かして、癌専門病院では対応が困難な併存疾患を有する リスクの高い癌手術を年間約100例、その多くを腹腔鏡手術にて安全に、
全国平均よりも有意に低い合併症率(縫合不全率1.0-1.5%程度)にておこなっています。
外科救急体制の充実
これまでスタッフ不足でご迷惑をお掛けしていた外科系の救急疾患(虫垂炎や消化管穿孔など)に対する救急対応も 平成29年4月からの外科スタッフ増員により、ようやく切れ目無く24時間365日全てに対応ができるようになりました。 腹部救急疾患が疑われる患者様がいらっしゃる場合には平日休日に関係なく対応させていただきますのでご連絡ください。
専門医制度と連携したデータベース事業について
当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
本事業の詳細については以下をご覧下さい。
関連リンク
当科では幅広い領域の外科手術を担当しています。年間約600例以上の手術を行い、それぞれの専門領域で手術成績の向上を目指すとともに積極的に新しい手術法を取り入れるように努力しています。平成27年4月からは内視鏡外科学会技術認定医が着任し、胃癌や大腸癌に対するより質の高い腹腔鏡手術を実施しており、具体的には早期胃癌の全例、結腸直腸癌の約75%に腹腔鏡手術を行っています。化学療法に関しては、外来化学療法室を活用し、患者様のADLを確保しながら治療を進めています。これに対して種々の治療でも回復の見込みの少ない高度進行癌や再発癌の患者様に対しては、多職種協働による緩和療法を中心とした終末期医療にも取り組んでいます。
消化器外科
近年の外科治療では、医療の高度化とさらなる低侵襲化が求められており、当院では高度で患者さまに優しい手術、特に胃癌や大腸癌に対する質の高い腹腔鏡手術を実施しています。具体的には、胃癌や大腸癌に対する腹腔鏡手術(needle scopic surgeryやreduced port surgeryを含む)や下部直腸癌に対する肛門温存手術、胆石や虫垂炎に対する単孔式腹腔鏡手術、消化器内科と外科との共同手術であるLECS (laparoscope endoscope cooperative surgery) を実施しています。また外科治療においては腹腔鏡手術だけではなく、高度進行癌に対する拡大手術や併存疾患を有する高リスク症例に対する手術も重要ですので、術前化学療法を併用した高度進行癌に対する拡大手術 (骨盤内臓全摘術や肝切除術)や併存疾患を有する超高齢者に対する手術療法も、安全性に配慮しながら、積極的に行っています。以下に当院外科で行っている消化器疾患の診断・治療について解説いたします。
胃癌
上部消化管内視鏡
腹部CT検査
超音波内視鏡
胃癌は胃の内側にある粘膜の細胞から生じ、早期の段階では症状があることは少ないですが、癌が大きくなるとみぞおちの痛み、不快感、胸焼けや食欲不振などが生じるようになります。また時には癌から出血して貧血になったり、胃が狭窄してしまい食べ物が通過しなくなったりすることがあります。癌の罹患率は以前に比べると大きく減少してきていますが、まだまだ死亡数の多い癌です。
胃癌の治療選択アルゴリズムの概要
胃癌の治療は
1)内視鏡的治療
2)外科治療(手術)
3)化学療法
の3つが大きな柱となります。
どの治療を行うかは病気の進行度(ステージ)などによって決まります。推奨される標準的治療が胃癌治療ガイドラインで定められており、他臓器への転移やお腹の中に癌細胞がばら撒かれる腹膜播種などがなく、内視鏡では取り切れない深さの胃癌では手術が治療のメインになります。当院ではガイドラインに則りながら過不足のない切除範囲により、十分な治療効果と機能温存の両立を目指して治療を行っております。
腹腔鏡下胃切除手術
腹腔鏡内視鏡合同手術
最近では、早期胃癌の場合には傷が小さく体に対する負担(侵襲)の少ない腹腔鏡による胃切除が行われるようになってきています。腹腔鏡下手術には整容面や手術による侵襲などの面で従来の開腹手術よりメリットがあり、当院でも腹腔鏡下手術を積極的に取り入れて患者さんの早期社会復帰を目指しております。近年では早期胃癌のほぼ全例に腹腔鏡下胃切除・胃全摘術を行っています。また、胃GISTなどに対しては、腹腔鏡と内視鏡の両方を用いて最小限の範囲の胃を切除する腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)なども行なっており、胃の機能を温存してさらに患者さんへの負担を少なくするように心掛けております。
進行胃癌の場合には、手術を行った後に再発予防のために補助化学療法を行うことがあります。また、高度に進行した胃癌では、先に化学療法を行って癌の悪性度を下げて腫瘍を縮小させた後に手術を行うことがあります。手術だけでなく、他の治療法を組み合わせることにより、治療成績の向上を目指しています。
癌の治療は手術を受けたら終わりではなく、その後も定期的な検査を受けて再発がないかなどを確認していくことが必要になります。当院ではかかりつけ医の先生方や、がん診療連携拠点病院等と緊密な連携を取りながら、患者の皆様が安心して治療を受けていただけるように努めています。
大腸癌
治療アルゴリズムの概要
大腸癌は近年増加傾向であり、男女とも死亡数が多い癌の一つです。
早期癌では症状がないことも多いですが、進行癌になると血便、腹痛、便秘、腸閉塞などの症状が出現してきます。
また、癌が進行するとリンパ節や肝臓・肺などの他の臓器へ転移し広がっていきます。
治療方法には内視鏡治療や外科的治療・化学療法などがありますが、大腸癌診療ガイドラインにより癌の進行度に応じた標準的治療が示されており、当院ではこれに準じた治療を行っております。
腹腔鏡下手術の風景
腹腔鏡下手術の創
最近、大腸癌の治療は目覚ましい進歩を遂げています。外科的治療の分野では、侵襲が小さく整容性にも優れている腹腔鏡下手術が普及してきております。
腹腔鏡下手術には
1)傷が小さいので術後の痛みが少なく早期から離床がしやすい
2)腸蠕動の回復が早く、早期に食事摂取を開始できる
3)傷が小さく目立ちにくく美容面に優れている
4)カメラで拡大して見えるためより精緻な手術が行える
などのメリットがあります。
当院では、個々の患者さんの病状などを検討しながら積極的に腹腔鏡下手術を行ってきました。近年では、大腸癌の手術のうち約80%を腹腔鏡下手術で行っています。体に対する負担の少ない腹腔鏡下手術により、早期に退院して社会復帰していただけることを目指しております。
大腸ステントの留置処置
癌が他の臓器へ浸潤している場合や以前に腹部の手術をされている場合には、従来から行われている開腹手術により安全に確実に治療を行うようにしています。癌により腸閉塞をきたしている場合には、先に狭窄部に金属ステントを留置して便が通過できるようにし、その後で精密検査を行い全身状態が安定した後に手術を行うなど、より安全に手術が行えるようにしています。
早期の大腸癌は手術のみで治りますが、リンパ節転移を伴うような大腸癌では再発や転移のリスクが高くなります。そのような症例においては、再発を予防するために術後に化学療法を行うことがあります。
また再発が生じた場合においても、分子標的治療薬や新しい抗癌剤などを用いることにより効率的に癌を制御できるようになってきました。
手術で取りきることが難しいような進行大腸癌でも、外科的治療と化学療法を組み合わせることにより治療成績の向上を目指しております。
当院では、各診療科が緊密に連携しながら、皆さんに最新の知見に基づいた治療を安全・安心して受けていただけるように取り組んでおります。
胆石症・胆嚢炎・胆嚢ポリープ
良性の胆嚢疾患に対しては、従来より体の負担の少ない腹腔鏡下胆嚢摘出術を基本としていましたが、平成29年度からより小さな傷で手術を行う『単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術』を本格的に導入して行っています。通常の腹腔鏡下胆嚢摘出術では4ヶ所の傷が必要ですが、この手術ではお臍の部分を小さく切開し、その1ヶ所の傷から腹腔鏡というカメラと鉗子と呼ばれる手術器具を挿入して手術を行います。補助的な細い鉗子を用いるために右上腹部に2-3mmの傷ができますが、この傷はほとんど痛みはなく傷跡もほとんど残りません。切開創が1ヶ所で済むため術後の痛みが軽く、また傷が臍に隠れるため美容面でも優れた方法であり、手術を受けられた患者様には喜んで頂いています。胆嚢炎で緊急の手術が必要な場合でも、可能な限り傷の少ない手術を行っています。
一般外科
鼠径ヘルニア
鼠径ヘルニアは日本で年間約15万人が治療を受けていると言われており、大変ありふれた疾患です。鼠径ヘルニアは手術以外に根治する方法がなく、当院でも積極的に鼠径ヘルニアの外科治療を行っています。
当院では現在、従来通りの鼠径部を約4~5cm切開して行う方法(鼠径部切開法)に加えて『腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(TAPP法)』を導入し、患者様のご希望やヘルニアの状態などに応じて二通りの手術を行っています。いずれの方法でも人工のメッシュを用いてヘルニア修復を行っており、再発率の低下と痛みの軽減を図っています。当院で採用しているメッシュは数種類あり、ヘルニアの状態によって最適な種類を使い分けています。
当院で行っている腹腔鏡手術は3~5mmの小さな傷のみで行う方法であり、術後の痛みがほとんどなく、早期に社会復帰が可能で患者様に満足して頂いております。お腹の中からヘルニアの状態を正確に診断し、確実な修復が行えることも腹腔鏡手術の利点です。全ての患者様に腹腔鏡手術が行えるわけではありませんが、いずれの術式を行うかは患者様のご希望や状態を十分に考慮した上で決定しています。
ダイレクトクーグル法
メッシュプラグ法
・鼠径部切開法
鼠径部を約4~5cm切開して手術を行います。
補強材にはいくつかの形状があり、ヘルニアの状態によって使い分けています。
状況により、補強材を使用せずに手術を行う場合もあります。
・腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術
3ヶ所の小さな傷(3~5mm)で行うため、術後の痛みが軽度です。
右下写真は術後1週間目のものですが、しばらく経つと傷跡はほとんど分からなくなります。
・直腸脱に対する腹腔鏡下直腸固定術
直腸脱に対する手術には多くの術式があり、施設によって様々な治療法が選択されています。当院ではこれまでに行ってきた多数の腹腔鏡下手術によって蓄積された豊富な経験に基づき、昨年度より直腸脱に対しても腹腔鏡手術を開始しました。
本手術では腹腔鏡下に直腸の周囲を剥離して下垂した直腸を腹腔側に引き戻し、これを仙骨に固定することで肛門から直腸が脱出しないようにします。確実な方法で治療効果が高く、直腸脱に対して有効性の高い手術法の1つです。通常はお腹に設けた5ヶ所の創で手術を行いますが、全て5mm以下の小さな創で行うことにより術後の疼痛も軽く、非常に満足度の高い方法です。ご高齢であっても全身麻酔が安全に可能と判断した患者様には本術式を第一選択として適応としております。通常、入院期間は1週間程度となっています。
手術の傷とアプローチ方法
手術中の画像
・食道癌に対する縦隔鏡を用いた非開胸食道癌根治手術
東京大学消化管外科、京都府立医大消化器外科、藤田保健衛生大学など、国内数カ所のみで行われている極めて侵襲が少なくて開胸操作を伴わない縦隔鏡を用いた非開胸食道癌根治手術を平成29年度より開始しています。
食道は縦隔という胸の奥にある臓器のため、胸部を切り開いて直視下に胸腔内を操作する開胸手術が行われてきました。そのため体に対する非常に負担が大きく、術後の傷の痛みも強くなっていました。しかし、最近では食道癌においても胸腔鏡下手術が導入され、より低侵襲な治療が目指されています。当院では京都府立医科大学消化器外科の食道外科チームにご協力いただき、食道癌に対し縦隔鏡を用いて頸部と腹部から食道を切除する非開胸手術を行っております。この手術では胸部に傷を作ることなく肺も触らないため、更に体に対する負担を減らすことができ、ご高齢の方や呼吸機能が良くない方でも手術を行うことができます。開胸操作を伴わないために術後の回復が極めて早く患者さまにも喜ばれています。食道癌の治療においては、手術と抗癌剤を組み合わせるなど集学的治療によりより一層の治療成績の向上を目指しております。
・上部胃癌に対する腹腔鏡下噴門側胃切除 早期の上部胃癌に対する縮小手術として腹腔鏡下噴門側胃切除術を行っており、その再建に「観音開き法(上川法)」による食道残胃吻合を平成29年から導入しています。この方法はあらかじめ残胃に漿膜筋層フラップを作成し、食道と残胃を鏡視下に手縫いで吻合した後にそのフラップで被覆する方法です。これにより強力な逆流防止機構が形成されるため、従来起こりやすかった術後の逆流性食道炎の発生が抑えられ、また縫合不全や狭窄症状も少なく、極めて生理的で高いQOLを保つことができる優れた方法です。
腹部救急外科
これまでスタッフ不足でご迷惑をお掛けしていた外科系の救急疾患(虫垂炎や消化管穿孔など)に対する救急対応も平成29年4月からの外科スタッフ増員により、24時間365日切れ目なく対応ができるようになりました。腹部救急疾患が疑われる患者様がいらっしゃる場合には平日休日に関係なく対応させていただきますのでご連絡ください。
乳線外科
当院は日本乳腺外科学会の関連施設に認定されており、乳腺専門外来を開き、乳癌、乳腺良性疾患の診断と治療に当たっています。乳癌に関しては乳房温存手術を積極的に取り入れ、術前、術後の化学療法、内分泌療法、放射線治療など種々の治療法をガイドラインに沿って組み合わせ、個々の患者様の病状に合わせた治療に取り組んでいます。また平成29年4月からの形成外科外来開設に伴い、形成外科との合同手術による乳癌術後の乳房再建術も実施可能となったほか、近年増加している乳癌に対応するために当院では2人目の乳腺外科専門医が着任しました。これにより乳腺外科外来が週5回となり、より多くの患者様に対応できるものと考えております。
血管外科
下肢静脈瘤の硬化療法や手術を外来通院で行っています。閉塞性動脈性硬化症など末梢血管疾患の診断と治療を京都府立医科大学から応援に来ていただいている心臓血管外科 神田講師の協力のもと、実施しています。
呼吸器外科
自然気胸など肺良性疾患を中心に胸腔鏡下手術を行っています。
肛門外科
痔核、痔ろうなどの肛門疾患の診断と治療を行っています。特に内痔核に対しては、ジオン法を用いた硬化療法や輪ゴム結紮療法などの日帰り手術も行っています。
診療実績
令和元-4年度 主要疾患数と手術件数
令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
上部消化管疾患 | ||||||
胃切除・胃全摘 | 26件(腹腔鏡10件) | 28件(腹腔鏡14件) | 20件(腹腔鏡14件) | 17件(腹腔鏡14件) | ||
LECS | 0件 | 1件 | 0件 | 0件 | ||
上部消化管穿孔 | 3件 | 6件 | 1件 | 2件 | ||
食道癌根治手術 | 1件 | 0件 | 1件(腹腔鏡1件) | 1件(腹腔鏡1件) | ||
下部消化管疾患 | ||||||
結腸・直腸切除・切断 | 80件(腹腔鏡69件) | 77件(腹腔鏡56件) | 70件(腹腔鏡58件) | 76件(腹腔鏡61件) | ||
骨盤内臓全摘術 | 0件 | 0件 | 0件 | 1件 | ||
虫垂切除術 | 39件(腹腔鏡38件) | 44件(腹腔鏡44件) | 15件(腹腔鏡15件) | 31件(腹腔鏡31件) | ||
イレウス解除術 | 7件 | 13件 | 14件 | 26件(腹腔鏡2件) | ||
SMA血栓症 | 1件 | 0件 | 0件 | 0件 | ||
ストマ造設・閉鎖術 | 17件 | 7件 | 12件 | 20件 | ||
腹腔鏡下直腸仙骨固定術 | 18件 | 20件 | 21件 | 20件 | ||
肝胆膵疾患 | ||||||
肝癌・肝切除術 | 10件 | 7件 | 6件 | 7件 | ||
胆石 | 101件(腹腔鏡100件) | 102件(腹腔鏡102件) | 109件(腹腔鏡109件) | 117件(腹腔鏡116件) | ||
胆嚢ポリープ | 8件(腹腔鏡8件) | 3件(腹腔鏡3件) | 5件(腹腔鏡5件) | 3件(腹腔鏡3件) | ||
膵癌 | 5件 | 2件 | 3件(腹腔鏡1件) | 3件 | ||
胃腸吻合 | 4件 | 3件 | 3件(腹腔鏡3件) | 7件(腹腔鏡2件) | ||
脾臓摘出 | 0件 | 1件 | 1件(腹腔鏡1件) | 0件 | ||
膵頭十二指腸切除 | 5件 | 3件 | 2件 | 4件 | ||
乳癌 | 34件 | 44件 | 37件 | 24件 | ||
鼠径ヘルニア | 84件(腹腔鏡70件) | 89件(腹腔鏡83件) | 112件(腹腔鏡102件) | 119件(腹腔鏡110件) | ||
下肢静脈瘤手術 | 2件 | 3件 | 2件 | 0件 | ||
シャント手術 | 22件 | 25件 | 26件 | 26件 | ||
全身麻酔 | 477件 | 497件 | 470件 | 523件 | ||
腰椎麻酔 | 12件 | 12件 | 20件 | 7件 | ||
局麻手術 | 89件 | 112件 | 95件 | 94件 | ||
合計手術件数 | 578件 | 621件 | 585件 | 624件 |
当院は地域医療機関との紹介・逆紹介などの連携を最重要と考えています。当科は地域連携パスを活用しながら地域医療機関の先生と協同での術後フォロー体制を取っています。地域医療機関におかかりの患者さまで、外科的適応が疑われる場合には、時間帯にかかわらず病院へご連絡ください。いつでも迅速に対応させていただきます。
スタッフ紹介(外科)
氏名 | 役職 | 専門分野 | 所属学会・資格など |
---|---|---|---|
小泉 範明 | 部長 | 消化器外科 |
日本外科系連合学会(評議員) 近畿外科学会(評議員) 日本外科学会(指導医・専門医) 日本消化器外科学会(指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医) 日本消化器病学会(専門医) 日本腹部救急医学会(認定医) 日本がん治療認定医機構(認定医) Needlescopic Surgery Meeting 世話人 TNT研修会 修了 緩和ケア研修会 修了 内痔核硬化療法四段階注射法講習会 修了 医学博士 |
藤木 博 | 副部長 救急診療科部長 |
消化器外科 |
日本外科学会(認定医・専門医) 日本消化器外科学会(認定医) |
松本 辰也 | 医長 | 消化器外科 |
日本外科学会(専門医) 日本消化器外科学会(指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医) 日本消化器病学会(専門医) 日本腹部救急医学会(認定医) 日本がん治療認定医機構(認定医) 内痔核硬化療法四段階注射法講習会 修了 緩和ケア研修会 修了 医学博士 |
多加喜 航 | 副医長 | - |
日本外科学会(専門医) 日本消化器外科学会(専門医・消化器がん外科治療認定医) 緩和ケア研修会 修了 医学博士 |
神田 圭一 | 非常勤医師 (血管外科外来担当) |
- |
日本外科学会(指導医・専門医) 日本胸部外科学会(認定医) 日本血管外科評議員 日本人工臓器学会評議委員 |
稲福 直樹 | 非常勤医師 | 形成外科 |
スタッフ紹介(一般外科・乳腺外科)
氏名 | 役職 | 専門分野 | 所属学会・資格など |
---|---|---|---|
中村 憲司 | 副部長 救急診療科副部長 |
一般外科 |
日本外科学会(専門医) 日本透析医学会(透析専門医) 日本臨床腎移植学会(腎移植専門医) |
河村 雪乃 | 副医長 | 乳腺外科 |
日本外科学会(外科専門医) 日本乳癌学会(乳腺専門医) 日本臨床腫瘍学会(がん薬物療法専門医) 日本乳がん検診精度管理中央機構 (検診マンモグラフィ読影認定医・乳房超音波医師) 日本乳癌検診学会 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 緩和ケア研修会 修了 JATECコース 修了 |
外来担当一覧表
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
---|---|---|---|---|---|
1診 (初診・予約診) |
小泉 (~午前9時30分) |
小泉 (~午前9時30分) |
小泉 (~午前9時30分) |
稲福 (形成外科) |
小泉 阪倉(2・4週目/予約のみ) |
2診 (予約診) |
松本 (午前) |
藤木 (血管外科) |
多加喜 | 小泉 (初診・予約) |
松本 (午前) |
3診 (予約診) |
河村 (乳腺外科) |
中村 憲司 (乳腺外科) |
河村 (午前/乳腺外科) |
中村 (~午前10時/乳腺外科) 神田 (午前11時~/血管外科(4週目)) |
河村 (午前/乳腺外科) |