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TOPページ > 各診療科のご案内 > 放射線科 > 機器の紹介

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機器の紹介

機器の紹介

各診療科の依頼に応じて、各種の画像検査・画像診断、診断装置を利用したインターベンショナル・ラジオロジー(IVR)を行うための様々な医療機器を完備しています。

一般撮影装置(CR、FPD)

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一般撮影とは、単純X線撮影(レントゲン)のことで、X線を用いて胸部・腹部・全身の関節や骨などの撮影を行います。
一般撮影装置は、X線発生部と検出部があります。発生部から出たX線は人体を透過し、その後検出部で受けられます。その検出した情報を読み取ることで画像データ(いわゆるレントゲン写真)が出来上がります。
当院では、平成25年から27年にかけてX線発生装置の更新を行い、島津社製RAD speed Proを使用しています。さらに、平成28年より、X線検出部であるFPD(フラットパネルディテクタ)システム(FUJIFILM社製)を導入しました。FPDは、これまでよりも高画質、高感度であり、低被曝での撮影が可能です。さらに、読取時間が大幅に短縮され、短時間で撮影を終えることができます。これまでよりも患者様にやさしい装置となりました。
一般撮影は、他の放射線検査と比べると、比較的簡便に行える検査ですが、目的とする部位を的確に描出するためには、正確な角度・ポジショニングが必要となります。また、金属やプラスチックのボタンなどは写真に写りやすく、診断の妨げになる可能性があります。そのため、検査前に衣服や身につけているアクセサリー等を確認させていただきます。場合によっては更衣をお願いすることがあります。

乳房X線装置

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マンモグラフィとは、乳がんをはじめとする乳房の病気を診断する検査法の一つです。
触ってもわからない小さなしこりやしこりをつくらない病変(石灰化)などを映し出すことができるので、乳がんの早期発見にとても有用です。
乳房はやわらかい組織でできているため、専用の装置で撮影します。圧迫板で乳房を片方ずつはさんで一方向もしくは二方向から撮影します。圧迫することで痛みを伴う場合がありますが、乳腺の重なりが少なくなり、乳房の中がよく見えるようになります。また、被ばくを少なくすることもできます。
当院では外科からの検査と明石市の乳がん検診を行っています。
生理前は乳腺が硬くなったり痛みを感じたりするので、検査目的や市の乳がん検診で受診される場合は、乳房が柔らかく張りや痛みがない生理後4~7日目頃をお勧めします。
しこりが触れるなどの症状がある場合には、できるだけ早い受診をお願いします。
撮影は、検診マンモグラフィ撮影認定資格を持った女性技師が担当しています。また、マンモグラフィ検診施設画像認定を取得し、よりよい画像を提供できるよう精度管理に努めています。
当院の撮影装置はmammorex Pe・ru・ru(CANON社製)を使用しています。
全体に丸みを帯びた形状で圧迫したときの痛みを軽減するような装置です。
マンモグラフィ専用の撮影室で安心して検査を受けていただけます。

X線TV装置(FPD)

当院には平面検出器(FPD)を搭載したX線TV装置が3台あります。
FPDは従来型検出器よりも高解像度、高感度であるため、これまでよりも少ない線量で高画質の画像を得ることができるようになり、検査中の被ばくも大幅に軽減できます。また、経年劣化がほとんど無く長期的な安定運用に適しています。
それに加えて、透視中にX線を出し続ける旧方式の連続X線を用いていた従来の装置からX線を一秒間に数回から十数回、離散的に照射する新方式のパルスX線を用いることが可能な装置であり、連続透視と同等の透視画像の画質を確保しながら大幅な線量低減が可能となり、患者さんはもとより、術者の被ばく低減に貢献することができます。
そして、撮影台は3機種とも低床設計になっており、床上約55cmまで下がり、検査時の乗り降り、車いすやベッドからの移動も安全かつスムーズに行うことができます。

間接変換方式平面検出器(FPD)搭載Cアーム型X線TV装置(CANON社製 Ultimax-i)

この装置はCアーム型のX線TV装置で、アームを多方向に動かすことができるので主に整形外科系の検査とその他、様々な検査で使用しています。

直接変換方式平面検出器(FPD)搭載Cアーム型X線TV装置(東芝社製 Ultimax)の写真
直接変換方式平面検出器(FPD)搭載Cアーム型X線TV装置(東芝社製 Ultimax)を用いた検査画像

間接変換方式平面検出器(FPD)搭載X線TV装置(FUJI FILM社製 Curevista)

この装置は患者さんが乗る寝台を動かすことなく検査を行うことができるので主に内視鏡を併用した消化器内科系の検査で使用しています。

間接変換方式平面検出器(FPD)搭載X線TV装置(HITACHI社製 Curevista)の写真
間接変換方式平面検出器(FPD)搭載X線TV装置(HITACHI社製 Curevista)を用いた検査画像

間接変換方式平面検出器(FPD)搭載X線TV装置(シーメンス社製 Luminos Session)

この装置は上下左右に寝台を大きく可動させることができる構造となっているので主に泌尿器科系と婦人科系の検査で使用しています。

間接変換方式平面検出器(FPD)搭載X線TV装置(シーメンス社製 Luminos Session)の写真
間接変換方式平面検出器(FPD)搭載X線TV装置(シーメンス社製 Luminos Session)を用いた検査画像

血管造影撮影装置

バイプレーン装置の写真

バイプレーン装置(SIEMENS社製)

デュアルプレーン装置の写真

デュアルプレーン装置(Canon社製)

脳血管造影画像

脳血管造影(正面・側面)

脳血管3D造影画像

脳血管3D造影

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冠動脈血管造影

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下肢血管造影

X線血管造影検査は、カテーテルという細い管を血管内に入れ、造影剤を流すことによって、頭・心臓・腹部・下肢などの血管の走行や形態などを調べる検査です。
また、検査だけでなく、脳梗塞で血栓によって血流が途絶えた血管に対して血栓を回収・吸引して再開通させる治療や、心筋梗塞などで狭くなった心臓の血管に対してバルーンやステントを用いて血管を広げる治療、下肢血管の治療なども行っています。

当院では、2024年1月に導入したバイプレーン装置(ARTIS icono D-spin:SIMENS社製)と既存のデュアルプレーン装置(Infinix Celeve-i:Canon社製)の2台体制で運用しています。
新規導入したバイプレーン装置は、従来機と比べ画像処理能力が格段に上がり、カテーテルなどのデバイスの視認性が向上しています。
また正面・側面のCアームを同時可動することで撮影時間や回数を大幅に短縮できます。
さらに、より高精細な3D画像を得られることで、これまで以上に質が高く安全な治療につなげることができます。
また、患者さんの体格に応じて装置が自動的に線量を制御することで、常に適正線量での透視や撮影が行えるため、患者さんの放射線被ばくを大幅に低減することができます。

安全・利便性の高い装置を設備し、医師・医療スタッフが協力することで、さらに質の高い医療を提供してまいります。

骨密度測定装置

骨密度測定装置の写真

骨密度測定装置「PRODIGY Fuga-C」

測定結果のイメージ

2024年3月に骨密度測定装置「PRODIGY Fuga-C」(GE社製)を導入しました。
この装置は腰椎または大腿骨に2種類のエネルギーのX線を照射し、X線の骨による吸収の差を利用するDEXA法を用いて骨塩量を測定します。
現在の骨粗鬆症治療薬は主に海綿骨の骨密度上昇が期待されているため、皮質骨が多くを占める中手骨で測定するMD法に比べて経時的な変化や治療効果がわかりやすく、精度が高いと言われています。
さらに計測された腰椎画像をテクスチャー解析することで、TBS(海綿骨構造指標)の算出を行うことができ、骨密度に加えて骨質の評価も行うことができます。
測定は5分程で終了し、体位変換の必要もないため、患者さんにも負担なく検査を受けていただくことができ、測定結果も当日にお渡しいただくことが可能です。

CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)

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マルチスライスCT(320列)

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マルチスライスCT(80列)

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腹部造影
(早期動脈相)

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腹部造影
(早期動脈相)MIP

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腹部造影
(早期動脈相)MIP

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頚部動脈CT

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下肢動脈CT

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冠動脈CTA
(AiCE再構成)

他の画像はこちら(PDF形式)

当院では、80列(AquilionPRIME:CANON社製)と2018年12月に導入された320列(Aquilion ONE:CANON社製)の2台体制で運用しています。
320列CT装置は、現在のMDCT装置の中では検出器が最大多列であり、寝台移動することなく1回転で16cmの撮影ができます。さらに回転速度が最速0.275秒であることから小児撮影や冠動脈撮影など高速かつ低被ばくが望ましい患者様・部位の撮影に有用です。特に冠動脈撮影では、高心拍や不整脈の方でも安定した画像を撮影することができます。また、広範囲の撮影を必要とする救急領域では、160列ヘリカル撮影により160cmの範囲を約10秒で撮影することができるため息止めや静止が困難な患者様にも幅広くお使いいただけます。
さらなる低被ばく・高画質を目指し画像再構成法も進化しています。まず、FIRSTと呼ばれる再構成法では真の逐次近似再構成法であるためノイズを除去しながら空間分解能の向上が実現されています。たとえば検診目的の低線量胸部撮影や小児撮影、腕おろし検査時などの画質向上や血管ステントの形状の先鋭化、プラークの境界明瞭化による内腔診断能向上に貢献します。
そして当院の装置は人工知能技術を用いた画像再構成法「AiCE」を搭載しています。AiCEはディープラーニングを用いて設計されたノイズ成分とシグナル成分を識別する処理で、分解能を維持したままノイズを選択的に除去する再構成技術です。
高品質FIRSTを継承した画質を取得可能であり、空間分解能の向上や大幅なノイズ低減効果が得られます。特に低コントラスト領域での高いノイズ低減と粒状性を維持し、低線量であっても安定した高画質な画像を提供することができます。
その他、両方の装置に搭載されている金属アーチファクト低減再構成法SEMARは、ヘリカルスキャンにも適応できるようになり、広範囲撮影やより多くの撮影プロトコルで対応可能になりました。
また両装置とも開口径が78cmと広く、検査における圧迫感の軽減や、撮影体位の柔軟性も高く、リラックスした状態で検査を受けていただけます。2台のマルチスライスCTを有効に活用し、地域医療に貢献できればと考えています。

MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)

MRIは大きな磁石電波を用いて、臓器等の状態を画像として記録し、診断を行う検査です。人体の任意方向の断面を撮像し、様々な画像コントラストを得ることにより詳しい情報を得ることができます。

MRI検査について

検査前に問診をし、更衣室で検査用ガウンに着替えていただきます。検査は装置の中央部分のトンネルの中に入って行います。多くの検査はじっと寝ていてもらうだけです(腹部検査では息を止めてもらうことがあります)。必要に応じてMRI用の造影剤を使用することがあります。検査時間は20分から40分程度になります。 音がうるさい検査ですが、寝てしまう方もおられる検査です。安心して受けてください。

注意事項

磁石や電波を使用するため以下の方は、検査を受けることが出来ない場合があります
  • 心臓ペースメーカーや電気刺激装置(人工内耳等)を装着されている方
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方
  • 閉所恐怖症など狭いところが苦手な方(トンネルの中に入るため)
  • 手術や事故、怪我、戦争などにより体内に金属片のある方

また、MRI検査室内には金属物は持ち込めません。ロッカーに入れていただきます。
例:腕時計、携帯電話、アクセサリー、ヘアピン、磁気カード・ICカードなど、補聴器、かつら、入れ歯、義肢、義眼、コルセット、カイロ、エレキバン、ハサミ、湿布、カラーコンタクト等
不明な点があればスタッフに確認してください。

3.0T MRI(SIEMENS社製、MAGNETOM Skyra)

強い磁場の中で検査することで、強い信号が得られることから詳細な検査ができ、その特徴を生かした撮像技術によりさまざまな情報を提供できます。
また、検査を受けるときに入っていくトンネルの直径が70cmと一般的なMRI装置よりも10cm広くなっていますので検査中の圧迫感が少なくなっています。

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3.0T装置

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頭部MRA(MIP)

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頭部T2強調画像

1.5T MRI(SIEMENS社製、MAGNETOM AVANTO fit)令和4年1月に装置更新

1.5TのMRI装置では息をとめて撮影するような腹部検査や早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRAD)の検査、大腿から足首までのような範囲が広い部位の検査、小児の患者さんなどを主として検査しています。

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1.5T装置

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MRCP(MIP)

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非造影腎動脈MRA

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肝細胞造影相画像(EOB)

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骨盤T2強調画像

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非造影下肢動脈MRA

検査の運用

1.5Tと3.0Tの2台のMRIでそれぞれの特徴を生かして画像情報を提供しております。

RI(Radio Isotope:核医学検査)

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RI装置

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脳血流シンチ
(3D-SSP)

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心筋シンチ

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骨シンチ

核医学検査は、患者さんに極微量の放射線(ガンマ線)を出す放射性医薬品を投与することが必要です。投与方法は、ほとんどが静脈注射です。
そして、投与された放射性医薬品がしばらくして、目的の臓器や組織に集積した状態を、ガンマ線を検出するガンマカメラという装置で体外から撮影する検査です。
この検査の特徴は、撮影された画像から体内の臓器の位置や形などの情報の他に、CT・MRIなどと異なり、その臓器の血流や働きなどの機能情報を得ることができます。
核医学検査の種類には、主なもので約30種類ほどあります。
頭部領域では脳血流SPECT撮影(CTのような断層撮影)をして、解析ソフトを使用することで脳の血流低下状態により認知症の早期診断や鑑別診断に有用な情報が得られます。
心臓領域では心臓の動きに合わせて心筋SPECT撮影して心臓解析ソフトで処理すると心臓の血流状態の評価に加えて、壁運動などの心機能情報が得られます。
この他、投与する放射性医薬品を変更することによって、骨・腎などの様々な検査をすることができます。検査によっては事前の食事制限や服薬の制限が必要なものがあります。
また、検査の種類により放射性医薬品を投与してから撮影を始めるまでの時間が異なります。5分後程度や3~6時間後の検査、投与から2日後や1週間後に撮影する検査もあります。
撮影中は検査台の上で仰向けになって安静にして、動かずに寝ていてもらいます。
検査にかかる時間は、ほとんどの場合1時間程度で終了しますが、撮影間隔をあけて1日に2~3回撮影が必要な検査もあります。
装置本体はSymbiaE(CANON社製)を使用しています。特長としては、赤外線自動近接機構によりガンマカメラが患者さんに自動的に最接近して撮影可能なので、画質の良い画像が得られます。また、検査台が床上48cmまで下降するので、高齢者や車いすの患者さんでも安全に乗り降りすることができ、患者さんの負担を軽減することができます。
今後もこの装置を有効に活用し、安全に検査を行うように努力していきたいと思います。
※この検査は、放射性医薬品という核医学検査専用の薬を使用しています。放射性医薬品は検査当日だけしか使用することができないため、病院内に保存しておくことができません。そのため検査前日に当日使用分のみを製薬会社に発注しますので、検査を行うには検査予約が必要です。

078-912-2323(代)

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