後期臨床研修医
Senior Resident
当院の後期臨床研修の特徴
新しい専門医制度が平成30年度からはじまり、当院では、基幹施設となるのは内科領域だけで、他の専門分野は京都府立医大および神戸大学のプログラムの連携施設として研修を行うことになります。これまでは、内科、小児科、整形外科、泌尿器科などの診療科について後期研修医を採用してきました。今後も特に変化はありませんが、それぞれの専門研修プログラムについては、当院独自のものは、内科専門医プログラムです。他の診療科については、京都府立医大および神戸大学のプログラムになりますので、それぞれの大学での手続きが必要になります。詳しくは、各診療科の責任部長にお問い合わせください。
後期臨床研修の内容
将来は、下記の領域の専門医として大学病院と連携しながら
それぞれの領域のスペシャリストを目指してトレーニングを行ないます。
1 内科専門研修
2 外科専門研修
3 小児科専門研修
4 整形外科専門研修
5 脳神経外科専門研修
6 泌尿器科専門研修
7 麻酔科専門研修
8 救急部専門研修
腎臓内科
腎臓内科
整形外科
整形外科
小児科
小児科
指導医
さかもと けんぞう
阪本 健三
1995年 京都府立医科大学卒業
2007年 明石市立市民病院に入職
現在、同院総合内科部長兼循環器内科副部長及び内科専門研修プログラム統括責任者
資格・所属学会:
日本内科学会(総合内科専門医・認定内科医)
日本循環器学会(専門医)
日本心血管インターペンション治療学会(認定医)
おかだ しんじ
岡田 真治
兵庫県出身
2017年 金沢大学医学部医学科 卒業
2018年 明石市立市民病院 初期研修医
2020年 明石市立市民病院 専攻医
資格:
産業医
歯科医師免許
阪本
当院で初期研修を修了し、専攻医として残られた理由を教えてください。
岡田
初期研修中は、内科を中心に各科の先生方から熱心かつ丁寧にご指導いただき、研修のしやすさを感じていました。
また、専攻医になると、主治医を任されたり一人当直を行ったりと、初期研修の時と比較してはるかに負担が大きくなることを各科の先生方からご指摘いただいていたので、色んな面で勝手が分かっており居心地の良い当院で研修を継続することが自分にとって有益であると感じたからです。
阪本
内科を専攻したのはなぜですか。
岡田
前職で歯科医師をやっていましたが、その過程で口腔領域だけでなく幅広く全身も診ることができるようになりたいと思うようになり、医師を志しました。
その経緯から、全身を幅広く診る総合内科に興味をもっていました。
初期研修中も内科全般への興味は尽きなかったのですが、それ以上に消化器内科で研修した際、内視鏡検査・治療に触れて面白いと感じたため、内科の中でも消化器内科を専攻することに決めました。
阪本
当院の内科プログラム制度はいかがですか。特徴や魅力を教えてください。
岡田
自分の志望する診療科を専攻し所属した上で日々の業務に当たることで、内科専門医として必要な症例を幅広く経験することになります。
他科をローテートするわけではないので、自分の所属科での知識やスキルを身に付けることに専念することが出来ます。
余力のある範囲で他科に掛け合って様々な内科症例の併診につき、勉強させていただいています。
阪本
職場環境はいかがですか。
岡田
初期研修から変わらず、自分の裁量である程度自由にさせていただいており、ありがたく感じています。
忙しい時もありますが、やる気次第で自分の興味ある領域をどんどん開拓していくことができます。
困った時も、気軽に上級医に相談し適切な助言をいただくことができるので、感謝しています。
同期や後輩とも日々の業務について情報交換することで、互いに良い刺激になっていると思います。
阪本
休みの日はどのように過ごしていますか。
岡田
土曜は入院患者さんの様子を見に来たり、レポート作成のために病院に来ることが多いです。
それ以外は、淡路島や神戸、姫路が近いので、ドライブに行ったり買い物に出かけたり、行楽地に繰り出したりします。
阪本
今後のキャリア形成について聞かせてください。
岡田
現在は、消化器内科医として、よりスキルを磨きたいと考えています。
まずは内科専攻医を修了して内科専門医を取得し、その後は消化器・内視鏡治療に特化したサブスペシャリティーを取得したいと考えています。
次年度は、プログラムの提携先である明石医療センターでお世話になり、当院で学んだスキルをさらに発展させ、より高度なものにしていきたいです。
その後のことはまだ具体的には決めていませんが、ご縁があれば色んな病院で様々な治療のやり方を学んでみたいと考えています。
阪本
当院で専攻医を考えている方へのメッセージをお願いします。
岡田
当院では、自分のやる気次第で様々な経験が出来ると思います。
初期研修医や専攻医の数はあまり多くありませんが、みんなで仲良く和気藹々とやっています。
もし少しでも興味がありましたら、気軽に見学に来ていただければと思います。
大病院にはない当院ならではの良さを、きっとお分かりいただけるかと思います。
皆様の見学を心よりお待ちしております。
当院が基幹病院となっているプログラム
領域 | 関連診療科 | 基幹施設プログラム | 専攻医登録評価システム | 申請書類 |
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内科 | 消化器内科、循環器内科、 総合内科、腎臓内科、 血液内科、糖尿病内科、神経内科 |
J-OSLER |
基本情報 | ・研修期間 3年間 ・基幹施設研修期間 1年~2年間 ・連携施設等研修期間 1年~2年間 ・採用定員 5名 |
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プログラム特徴 | 内科の基幹施設である明石市立市民病院での1~2年間と専門研修施設群での1~2年間(専攻医3年修了時)で、専攻医登録評価システム(J-OSLER)に定められた70疾患群のうち、少なくとも通算で56疾患群、160症例以上を経験し、専攻医登録評価システム(J-OSLER)に登録できます。 可能な限り、専攻医登録評価システム(J-OSLER)に定められた70疾患群,200症例以上の経験を目標とします。 |
連携施設 | 【基幹病院】 ① 明石市立市民病院 【連携施設】 ② 京都府立医科大学附属 ③ 明石医療センター ④ 神戸中央病院 ⑤ 京都中部総合医療センター ⑥ 三菱神戸病院 ⑦ 大阪府済生会吹田病院 ⑧ 大阪府済生会泉尾病院 ⑨ 松下記念病院 ⑩ 兵庫医科大学病院 |
当院が連携施設となっているプログラム
領域 | 関連診療科 | 基幹施設プログラム |
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小児科 | 小児科 | 京都府立医科大学小児科専門研修プログラム |
外科 | 外科 | 京都府立医科大学外科専門研修プログラム |
整形外科 | 整形外科 | 京都府立医科大学整形外科専門研修プログラム |
泌尿器科 | 泌尿器科 | 神戸大学泌尿器科専門研修プログラム |
脳神経外科 | 脳神経外科 | 神戸大学脳神経外科専門研修プログラム |
眼科 | 眼科 | 神戸大学眼科専門研修プログラム |
麻酔科 | 麻酔科 | 京都府立医科大学麻酔科専門研修プログラム |
兵庫医科大学専門研修プログラム | ||
放射線科 | 放射線科 | 神戸大学放射線科専門研修プログラム |
皮膚科 | 皮膚科 | 京都府立医科大学皮膚科専門研修プログラム |
病理診断科 | 病理診断科 | 京都府立医科大学病理診断科専門研修プログラム |
耳鼻咽喉科 | 耳鼻咽喉科 | 京都府立医科大学耳鼻咽喉科専門研修プログラム |
*連携施設のプログラムについては、まず人事課にお問い合わせください。
試験内容
募集期間 |
日本専門医機構登録期間に準ずる |
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場所 | 明石市立市民病院 |
試験内容 |
面接 |
採用日
採用日 | 2023年4月1日 |
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待遇
身分 | 正規医師 |
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就業時間 | 月曜日から金曜日まで 午前8時30分~午後5時15分 |
給料 | モデル給与・・・時間外勤務手当、特殊勤務手当、期末勤勉手当等含む
3年目 月額約860,000円 |
申込手続
申込方法 | 次の書類を提出してください。
また郵送の場合は、封筒の表に「採用試験申込書在中」と朱書きし、郵便局の窓口で「簡易書留」により送付してください。 |
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(1)採用試験申込書(所定の様式による)(縦4cm×横3cmの写真を添付のこと) | |
(2) 「明石市立市民病院を受験する志望動機」
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(3) 医師免許証の写し | |
(4) 臨床研修修了見込証明書又はこれに代わるもの(応募時に臨床研修中の者に限る。) | |
(5) 臨床研修修了登録証(厚生労働大臣から交付されたもの。)の写しもしくは臨床研修修了証(臨床研修病院等から交付されたもの。)の写し(応募時に臨床研修を修了した者に限る。) | |
(6)受験票返信用封筒:郵送により申込む場合のみ。長形3サイズ(12cm×23.5cm)に84円切手を貼り、返信先住所・宛名を明記してください。 |
休暇制度・福利厚生
休日 | 土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日) |
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休暇 | 年次休暇、その他、夏季休暇、忌引休暇 |
各種社会保険 | ・兵庫県市町村職員共済組合、雇用保険 ・医師賠償責任保険(病院自体:加入あり) |
その他 | ・寮(単身用)・・・月額利用料20,000円 ・院内保育所・・・1歳~小学校就学前、月額利用料30,000~40,000円 ※一時保育・夜間保育可 ・学会・研修会等への参加に対する補助制度あり |
病院見学
病院見学 | 病院見学について ※こちらのページをご確認のうえ、メールにてご連絡ください。 |
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お問い合わせ先
住所 | 〒673-8501 明石市鷹匠町1-33 地方独立行政法人 明石市立市民病院 |
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窓口 | 経営管理本部 人事担当 |
電話 | 078-912-2323(代表) |
FAX | 078-914-8374 |
jinji@akashi-shiminhosp.jp |